29 :名無しさん 24/07/14 20:03 ID:LmNBIWD25p (・∀・)イイ!! (5)
【新千円札と新パスポート手に入れた?】
両方ともまだ手に入れていない。
新千円札は、何もしなくてもいずれは手に入るものなので、
特に急いで手に入れようとも思わない。

新パスポートは、下記の記事によると、2025年3月から発行されるようである。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240622/k10014488701000.html
当然、まだ手に入れていない。


【画像に描かれたキャラクターたちの行先と目的】
既に他のレスで指摘されているように、
設問の画像は、葛飾北斎の『富嶽三十六景』のうち『神奈川沖浪裏』から
一部を抜粋したものである。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/The_Great_Wave_off_Kanagawa.jpg
画像の船は、江戸に海産物を運搬するための押送船(おしょくりせん)であり、
具体的な積荷は、初鰹ではないかという説が知られている。

しかし、この絵の波はとても高い。
船そのものの長さと、同じくらいの高さをもつ。
そして、地震史学や海洋史学、地層学などの研究成果により、
北斎が生きていた1760年から1849年までの間には、
神奈川沖(現在の東京湾)において、このような巨大な津波や、
それを引き起こせるような地震は、発生していないことが確定している。
http://rsnr.royalsocietypublishing.org/content/early/2009/02/23/rsnr.2007.0039.full
つまり、この荒波は、地震や津波のような突発的なものではなく、
台風など、明らかな荒天によって引き起こされたものである。

では、彼らは何故、台風の中を神奈川沖へと突っ込んだのか。
その鍵は、彼らの表情にある。
設問で抜粋されている、彼らの表情は、笑顔である。
このような高波に翻弄されているのに、彼らは、笑顔で目を閉じている。
何人もの乗組員が、皆、現状を正しく認識できず笑顔であるということは、
例えば薬物や催眠術などといった、何らかの外因があると考えるほかない。

ここで、神奈川県の地図をご覧頂きたい。
https://maps.gsi.go.jp/index_m.html#17/35.256127/139.745203/
現在の横須賀市、東京湾に面したところに、
「観音崎」(かんのんさき)という地名がある。
奈良時代、著名な僧である行基が、この地の海蝕洞に住む大蛇を退治し、
跡に十一面観音像を祀ったことから、ここを観音崎と呼ぶようになったという。
その後、この観音像は、行基に代わり海の安全を見守るものとして、
長く信仰されることとなった。

やがて江戸時代になると、この観音信仰は過激化した。
もし海が荒れても、観音様に捧げ物をすれば、
たちどころに海は穏やかになるという説が、広く信じられるようになった。
しかし、観音像があるのは海蝕洞(海に面した崖下にある洞窟)なので、
海が荒れている時に行くのは、とても危険である。
観音様に捧げ物をしてくる、と言って出てゆき、
そのまま帰って来ぬ者も出るようになった。

帰って来ぬ者は、神格化された。
当時の東京湾では、何日もずっと荒れた状態が続くことは稀であり、
別に捧げ物をしなくても、少し待てば海は再び穏やかになるものであった。
しかし、観音様を信じる者は、こう考えた 。
海が穏やかになったのは、捧げ物をしたお蔭だ。
あいつは自ら、観音様への捧げ物になりに行ったんだ……。


もう、おわかりだろう。
『神奈川沖浪裏』で、20人以上の乗組員ほぼ全員が、
この荒波の中でも笑顔を保っているのは、
近年稀に見る荒波を収めるために、自分が捧げ物になろうとしているためである。

彼らは、自らの信じるものに殉じようとしており、
このために宗教的法悦が生まれ(脳内に快感物質が出まくって)、
笑顔になっているのだ。

以上より、画像に描かれたキャラクターたちの、
行先は、観音崎の十一面観音像(あるいは東京湾の底)、
目的は、自分が捧げ物となるため、
即ち、観音信仰に殉ずるためであると考えられる。


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