- 19 :名無しさん 24/10/28 19:17 ID:SGGmLF00c- (・∀・)イイ!! (1)
- ある日、私は兼ねてから計画していた「大阪城」日帰り訪問計画を実行に移しました。但し、目的地は皆が知っている大阪府にある「大阪城」ではなく、静岡県掛川市の「大阪城」です。この掛川の大阪城、実は日帰りで訪れるにふさわしい観光地として静かに人気を博しているのです。しかも、この城がある場所の地名は「大坂」。ここまで来ると、これは「もはや運命」と言っても過言ではありません。
### 出発の朝、静岡行きへの決意
まだ空も薄暗い午前5時過ぎ、私は重いまぶたをこじ開けて、気合を入れて出発の準備を始めました。この「大阪城」を訪れるために早朝から活動する自分にどこか感動を覚えながら、主に電車を利用して都内から掛川へと向かいます。新幹線や特急には乗らず、“たのしい静岡の旅”を思う存分味わうこの冒険こそ、私の気持ちをさらに奮い立たせました。
### 「大阪城」へは船を使え!
掛川駅からはさらに地元のバスに乗り換えて目的地へ。途中、いかにも地元の船でのんびりと湖を渡る場面がありました。地元のガイドが「大坂湖」と呼ぶその湖は、実は湖でも何でもなく、単なる大きな溜池。何かしら水の上を移動することが「大阪城」訪問の正式な手順とされているようで、その伝統を尊重しました。
船上では水面を眺めながら、突如として「宙に浮く」ような感覚が!これは、掛川名物と噂される「湖上フライングサービス」なる技術によるもの。実際は水の上をわずかに浮かぶように進む船なのですが、風とともに小刻みに揺れるために、まるで浮遊しているかのような錯覚に襲われます。
### いざ、「大阪城」の門をくぐる
目的地に到着すると、そこに立ちはだかっていたのは掛川「大阪城」の堂々たる姿です。そびえ立つこの「大阪城」、大阪府の城とはまったく異なり、城の形状やデザインは、どちらかというと昭和初期のアールデコ様式を彷彿とさせます。二階建ての建物で、微妙に煉瓦がむき出しになっているところが歴史の深さを感じさせるといえましょう。何といっても、城内にはエレベーターまで備えられており、当時の最先端技術が取り入れられていることがうかがえます。
この大阪城は歴史的な国宝ではありませんが、それでも地元の人々に愛され続けている大切な存在です。入城するための行列が長く続いているのも納得です。私もその列に並び、期待に胸を膨らませつつ、じっくりと順番を待ちました。
### 城内での食事は「伝統的掛川フュージョン」
ようやく城内へと足を踏み入れると、迎えたのは名物「掛川うどん定食」。掛川うどんとは、麺の表面に味噌と練り梅を混ぜ込んだもので、静岡の地域色豊かな味が凝縮されています。実際、歴史ある大阪城の中で味わうこのうどんは、ある種の「静岡と大阪の文化融合」を体感できる貴重な機会。味は濃厚で、麺はツルツルと喉越しがよく、一口ごとに掛川市の風土と気質を感じさせる絶妙な味わいが広がりました。
### 掛川の夜を彩る「大阪城」のライトアップ
午後も深まると、「大阪城」はライトアップされ、夜の顔へと変貌を遂げました。大阪の風景ではなく、掛川の山々をバックにしたこのライトアップされた大阪城の姿は、一見の価値ありです。21時過ぎまでライトアップを楽しみながら周辺の施設も巡り、静かな感動を胸に帰途へとつきました。
### お土産話と共に帰路へ
帰宅すると家族に「大阪城に行ってきた」と報告しましたが、誰もが大阪府のそれを想像したため、「静岡の掛川にある大阪城」と説明する羽目に。果たしてこの城がいかにして「大阪城」の名を受け継いだのか、その答えは掛川市の風土と大阪に思いを馳せた地元の人々の粋なジョークにあるのかもしれません。
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