- 2 :名無しさん 22/02/02 20:15 ID:xwo2CxThFQ (・∀・)イイ!! (2)
- 3.なぜ日本では東西の周波数を統一できないのでしょうか
日本は、大まかにいって静岡県の富士川を境に50Hzと60Hzの2つの交流の電力系統が一つの国に両立する世界的に見てもきわめて珍しい系統となっています。このように、二つの周波数の電力系統が存在する経緯として、1896年に東京電灯が浅草発電所にドイツより50Hzの3相交流発電機を導入し、西日本では同年に大阪電灯が幸町発電所にアメリカのGE社から60Hzの交流発電機を導入したのが起源とされています。その後も、各地で電気事業が発足しましたが、当時はお互いにつながれていませんでしたので、各地域でいろいろな周波数の電気が使われていました。
その後、第二次世界大戦中から戦後にかけても、何度か周波数統一の検討が行われましたが、一部の地域(九州や東北の一部)を除き、周波数統一は進みませんでした。これによって、結局は現在のように、50Hzと60Hzが両立することになりました。
このように、大きな電力系統となる過程で、幾度となく周波数統一について検討はなされましたが、主に以下の理由のために断念してきました。すなわち、周波数を統一しようとしますと、既存の設備の改修が必要となり(脚注5)、それが長期にわたること、改修費用が莫大となること、改修期間中の電力の安定供給が難しくなること、さらにどちらの周波数を変えるか、その費用負担の方法などなど、解決すべき問題は山ほどあるからです。
http://www2.iee.or.jp/ver2/honbu/16-committee/epress/index11.html
このページの一番下のレスはスレッドの末尾ではありません。新しいレスが存在します。日時や流れを確かめて書き込みをお願いします。
板に戻る 全部 前100 次100 最新50